※本記事は、ポケモンBDSPのストーリーについて、ポケモンリーグ到達まで(四天王に挑む直前)を自動化するプログラムについて解説した記事です。ポケモン剣盾の操作をArduino Leonardoで自動化しております。「Arduinoって何?」って方は剣盾の00回目の記事を、Arduinoの環境構築(ライブラリ含む)は01回目の記事をご覧ください。
本記事では、ポケモンBDSPのストーリーを、[コトブキシティでギンガ団を倒してテレビコトブキ開放後]から、[チャンピオンロードを抜けてポケモンリーグ到達、四天王に挑む直前]までを自動化したプログラムを紹介しております。
※ストーリーのうち、[主人公の名前などを決めて冒険開始]から[コトブキシティでギンガ団を倒してテレビコトブキ開放]までについては、BDSP序盤ストーリー自動進行(不思議な贈り物まで)の記事にてプログラムを紹介しております。
※今回の自動化には、最初のポケモンとして選択したヒコザルを、ゴウカザルLv68以上に育てる必要があります。ポケモンHOMEが解禁されていない現在、Switchとソフトを2台以上を使用する必要があります。
2024/06/23更新:Ver1.03公開しました。ヨスガジムのメリッサ戦にて、ゲンガーの呪われボディが発動した際の動作を修正しました。A連打を止めてからの待機時間が少し短かったため延長しました。(nanasi 様よりご指摘いただきミスが判明しました。ご報告ありがとうございました。)
2022/05/08更新:Ver1.02公開しました。リーグ到達後、リオルを孵化させた後にサファリゲームで野生ポケモンを乱獲する動作を追加しました(ウパー図鑑埋め+通信交換用)。その他、安定性を高めるために各所を微修正しました。
本記事では、このプログラム(スケッチ)でできることや原理を解説したうえで、スケッチを配布しています。とにかくスケッチが欲しいという方は下へと読み飛ばしてください。
きっかけ、動機
以前にポケモン剣盾について殿堂入りまでのストーリーを自動化ポケモン剣盾のストーリーを自動化し、またBDSPについても不思議な贈り物を受け取るまでを自動化しました。
数か月前まではBDSPを周回するメリットが薄かったのですが、アルセウスが常時捕獲可能となった現在、周回するメリットがあると判断して剣盾同様にBDSPも作成しました。
(作成前の私)むしよけスプレーがあるから簡単やろ!
これで何ができるの?
[コトブキシティでギンガ団を倒してテレビコトブキ開放後]から、[チャンピオンロードを抜けてポケモンリーグ到達、四天王に挑む直前]までを自動で進行します。Lv68以上のゴウカザル(条件については下記参照)を用意することで、ポケモンリーグ到達と、シンオウ図鑑埋めを行います。
新規データ1本での完全な自動化は困難であったため、手動で別データに送り、Lvアップなどをして戻す工程を含みます。ポケモンHOME解禁前である現在は、別データに輸送するためにBDSPとSwitch2台が必要となります。 HOMEが解禁されれば、1台で可能になるかと思います。