※本記事は、ポケモンSVのストーリー最序盤、宝探しが始まってテラレイドバトルに参加可能になるまでを自動化するプログラムについて解説した記事です。ポケモンSVの操作をArduino Leonardoで自動化しております。「Arduinoって何?」って方は剣盾の00回目の記事を、Arduinoの環境構築(ライブラリ含む)は01回目の記事をご覧ください。
2024/04/06:void setup内のプログラム(コメントアウト)に誤植があったため、こっそり修正。
2023/12/03:Ver2.2を公開しました。DLC第1弾(碧の仮面)配信に伴うアプデ(2.0.2)に伴い、ゲーム内の「設定」項目が増えたため修正しました(ilia 様よりコメントにてご指摘いただきました)。
また、新たに「kitakamiDexUpdate」関数を追加しました。DLC第1弾のジニア先生の呼び出しの後、アカデミー校舎内にいるブライア先生と会話し、キタカミ図鑑アップデートをします。図鑑報酬でオシャボ等を集める場合に使用してください。なお、不思議な贈り物受け取り後に使用することをおすすめします。その他微修正をおこないました。
2023/08/15:Ver2.1を公開しました。不思議な贈り物受け取り自動化Ver1.1相当の関数を導入しました。複数の贈り物を1回のネット接続、切断でまとめて受け取れます。また、その他いろいろと微修正しました。
動画公開したVer1.01から修正箇所が多々あるので、改めて解説動画Ver2.1を公開しました。内容は初期版と基本的に一緒ですが、不思議な贈り物受け取り自動化についての解説を追加しています。
2023/03/19:Ver2.03を公開しました。一部動作の微修正のほか、DLC販売に伴うメニュー画面の「追加コンテンツ」表示に対応するための設定項目を追加しました(不思議な贈り物受け取り自動化Ver1.02相当)。スケッチ内「dlc_icon_command」をご確認ください。
2023/02/18:Ver2.0を公開しました。不思議な贈り物受け取り自動化の公開に伴い、一部関数を本スケッチにも搭載しました。その他、細かい修正を行いました。
本記事では、このプログラム(スケッチ)でできることや原理を解説したうえで、スケッチを配布しています。とにかくスケッチが欲しいという方は下へと読み飛ばしてください。
きっかけ、動機
これまで、ポケモン剣盾、BDSP にてそれぞれ殿堂入り付近までのストーリーを自動化してきました。今作ポケモンSVについても、時間がたってマンネリ化してきたころに作ってみよう...と思っておりましたが、期間限定のさいきょうリザードンのテラレイドが開始、ストーリー最序盤だけ進めれば1データにつき1匹だけ捕まえられる「さいきょうのあかし」付のリザードンの回収が可能であると知り、テラレイドバトルに参加できる最序盤のみ勢いで作ってみました。
これで何ができるの?
ポケモンスカーレット・バイオレットの新規データにて、言語、主人公の名前、容姿を決定した直後から、アカデミーで宝探しが始まりコライドン/ミライドンに乗れるまでを自動で、およそ80分程度で進めます。このタイミングからテラレイドバトルへの参加、その他一通りのことができるようになるため、データごとに1匹しか捕まえられない特殊なテラレイド産ポケモン、不思議な贈り物受け取りなどにご利用ください。
~いちおう正式版公開しましたが、おそらくどこかで止まります。ご了承ください。~