今回も、オンライン新潟SAKE祭りの返礼品の一本。
越の誉 淡麗純米 彩
製造者 原酒造株式会社
アルコール分 15度
精米歩合 65%
日本酒度 +5
今回は新潟県柏崎市の日本酒、越の誉です。原酒造は文化11年(1814)から200年以上の歴史を持つ蔵となります。2007年の中越沖地震にて蔵の7割が倒壊したものの、復興して酒造りが続いております。SAKE祭りの動画では蔵の中の様子を見学することができ、地震で傷のついた柱なども紹介されておりました。
今回飲んだのは、クラウドファンディングの返礼品である越の誉 淡麗純米 彩となります。彩(いろどり)シリーズは、創業200年を記念して新しく生まれたシリーズとなり、大吟醸から普通酒まで幅広いラインナップとなっております。今回はその中の「淡麗純米」です。
今回は常温でいただきました。香りといい、味わいといい、上品な感じ。香りは強くはなく穏やか、ほんのり甘いような香り。わずかにメロン感?味としては、名前の通り淡麗でありながらも米の旨味がしっかりと感じられます。ほどほどの甘味、わずかな酸味と合わせて、とてもバランスよく感じられます。飲むとふわっと旨味や甘味が広がっていき、飲み終えるたびにスッと消えていくので、味が口の中で残り続けるようなくどさはありません。その上で、どこか苦みというか、香ばしさというか、熟成感もあります。とにかくバランスよく、美味しいお酒です。味が口の中にあまり残らないのでスイスイ飲んでいけます。300 mLだとすぐになくなる。
常温、あるいは冷酒で飲むのもいいですし、ぬる燗くらいにすれば香りが引き立ちそうです。
SAKE祭りで紹介されたおすすめの料理は、柏崎のご当地B級グルメである鯛茶漬けとのことです。...が用意できず(というか魚自体が家になかった)。刺身などの魚介系がおすすめされておりました(実際に相性抜群だと思う)。一方で、あっさりしたものだけでなく、個人的にはもっと味の濃い料理と合わせても、酒の旨味が強いので押し負けることはないかと思いました。焼き鳥とか煮物とかいけそう。熟成感もあるので、もしかすると豚の角煮みたいながっつりしたものとでも合うのではないかという期待。ご飯と合わせて問題ない料理であればだいたいいけそうな、かなりオールラウンダーなのではないかという感想です。
そんなわけで、今回つまみにしたのは、親子丼の具(みたいなもの)。鶏ももと玉ねぎをめんつゆベースで煮てから溶き卵をかけたもの(余りもの)。
バランスよく美味しいし、オールラウンダーだから家に1升瓶で置いてもいいかなって思っていたところで値段を見てみると、結構安い。1升瓶1.8 Lでも二千円ちょいで買えるお値段。4合瓶なら1000円くらい。1升瓶を常備するのもありだな、と思いました。
もちろん好みの問題はありますが、値段に対する味のコスパとしては高いと思います。お手頃なので、見かけたら試してみて損はないかと思います。
参考サイト
原酒造株式会社(HP)
越の誉オンラインショップ
https://www.koshinohomare-shop.com/
越の誉 淡麗純米 彩 720ml [原酒造 新潟県 OKN] | ||||
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