清酒 伯宝 宝山
製造者 宝山酒造株式会社
アルコール分 15度以上16度未満
精米歩合 75%
使用米 五百万石・こしいぶき
今回は新潟県新潟市西蒲区の日本酒、宝山です。宝山酒造は明治18年(1885)創業、多宝山や弥彦山のふもとに位置する酒蔵で、何年か前に蔵元が5代目になったようです。この蔵は酒蔵見学が人気で、年間1万6000人もが全国から訪れるのだとか。昔ながらの蔵を見せてくれたり、丁寧な解説がされたりと力を入れているご様子。機会があればぜひ。
今回飲んだのは清酒 伯宝 宝山です。いわゆる吟醸などの特定名称酒ではない普通酒であり、お手頃な晩酌酒です。カップには「宝山」としかありませんが、容量の大きい瓶には「伯宝(はくおう)」と書かれているようです。懐かしき昭和の時代を感じるようなお酒とのこと。私は平成生まれなので昭和の酒は分からない。
新潟のビックカメラに売っていたようです。地元であれば入手難度は容易?今後もそんな感じの日本酒が何本か出てきます。
最近は山廃とか原酒とか純米とか何かと肩書のついた日本酒ばかり飲んでおり、ゴチャゴチャした感じの居酒屋とかにも行けていない状態なので、久しぶりの日本酒です。普通酒には普通酒の良さがあります。
今回は常温で飲み切りました。カップ酒、飲みきりサイズなので1晩で楽しめます。
透明な瓶から見える日本酒の色はほぼ透明、ごくわずかに黄色といったところか。
フタを開けてみて、華やかさなどの香りはほとんどなし。あるとすればアルコールらしい、昔ながらの日本酒らしいといえそうな香りがわずかにあります。
味は米の旨味たっぷり系。吟醸酒などの磨きにこだわった酒とは違う、いい意味で普通酒らしい米の旨味。後味はさっぱりとアルコールの苦味が口内を抜けていく、いい意味でアル添らしいアルコール感。総じて美味い普通酒。普通酒らしい良さが詰まった1本。日本酒を飲みなれていない人、純米至上主義の人などにはあまりおすすめしません。選ぶ理由として値段の安さもありますが、「普通酒が飲みたい」というノリで選びたい1本。和食系のおかずを食べながら、白米を口にかき込む代わりにカップ酒をクイッと。
というわけで、カップ酒を一口飲んでからキッチンに立ち、その日の料理を考える...焼く?炒める?煮る?結果として、煮物に決定。旬の野菜と少々の肉を鍋に放り込んでまとめて煮込んだ、雑な煮物。これが合う。(ただし完成したころには、酒は残り半分以下。)
今回は常温でしたが、おそらくぬる燗にして映えるお酒。ただし暑いので常温のまま。冬にぬる燗とおでんで食べたい。
宝山酒造の商品ページを見ると、本醸造より安い日本酒には上記の「伯宝 宝山」の他に「貴宝 寶の山」というものが。普通酒グレードが複数ある蔵は珍しいように思います。少しだけ値段が高く、お神酒として奉納している以外の情報は基本的に同じ(精米歩合や原料米など)。違いが気になるので、酒蔵見学などの機会があれば飲み比べてみたいものです。
参考サイト
宝山酒造 新潟の酒蔵【日本酒】(HP)
https://takarayama-sake.co.jp/
日本酒 カップ酒 新潟 地酒 宝山酒造 伯宝 宝山 180ml 4582248360185 | ||||
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↓こちらはコシヒカリで作った日本酒。食用としてなじみ深いですが、酒として飲むことはなかなかないので飲んでみたい。
コシヒカリ 純米吟醸酒 720ml(化粧箱入り)【宝山酒造】【日本酒】【清酒】【新潟地酒】 | ||||
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↓縁起の良さそうな名前なので贈り物などにも良さそう。
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