※本記事は、ポケモン剣盾の預かり屋での孵化厳選を自動化するプログラムについて解説した記事です。ポケモン剣盾の操作をArduino Leonardoで自動化しております。「Arduinoって何?」って方は00回目の記事を、Arduinoの環境構築(ライブラリ含む)は01回目の記事をご覧ください。
このプログラムは、使用しているライブラリ(01回目の記事)に含まれるサンプルプログラムをベースとして、孵化効率を高めるために改良したプログラムです。大半はサンプルと同様となります。
2021/11/27追記: sleepNowが機能していなかったので修正したVer.2.01を公開しました。
本記事では、このプログラム(スケッチ)でできることや原理を解説したうえで、スケッチを配布しています。とにかくスケッチが欲しいという方は下へと読み飛ばしてください。
きっかけ、動機
ポケモン剣盾で自動化させたい動作として、真っ先に思い浮かぶものの1つは孵化厳選ではないでしょうか。バトル用の個体値厳選、色違い厳選どちらにおいても最もメジャーな厳選方法、そして時間のかかる作業。執筆者が自動化を行おうと思った最初の作業となります。
...そんなメジャーな自動化なので、本ブログの第3回くらいでこの記事を書いたつもりでいました。忘れていたので今更の投稿となります。
孵化厳選のプログラムは、使用しているライブラリ(01回目の記事)に含まれるサンプルプログラムの中にも入っています。ただし、サンプルのままでは孵化効率が低いので、それを高めることを目的としています。
これで何ができるの?
主な動作はサンプルプログラムと同様です。ただし、新しいタマゴを貰う→1個ずつ孵化、ではなく、貰い続ける→5個ずつまとめて孵化、とすることで時間短縮をしました。また、プログラムにてタマゴを入れるBOX数を指定するため、思いがけずBOXがあふれる事態を防ぐようにしました。