今回でオンライン新潟SAKE祭り「和食コースペアリング」セットの返礼品の5本が終了(書くのが遅すぎる)。
加賀の井 大吟醸
製造者 加賀の井酒造株式会社
アルコール分 15度
精米歩合 45%
今回は新潟県糸魚川市の日本酒、加賀の井です。加賀の井酒造は慶安3年(1650)創業、新潟内でも特に歴史ある蔵でありながら、2016年、糸魚川駅北大火により、蔵が全焼してしてしまいました。2018年からは元の場所で製造を再開し、現在に至っております。この蔵で使われている仕込み水は、県内では珍しく硬度の高い井戸水だそうです(中硬水)。蔵元曰く、灘の硬水ほど力強くはないものの細マッチョとのこと。
今回飲んだのは加賀の井 大吟醸、クラウドファンディングの返礼品となります。今回で最後(書くの遅すぎ)。精米歩合45%。大吟醸らしい金色の文字、ふた回りの金色の封となります。他には...とにかく飲んでみよう!(ネット上で情報を探したのですが精米歩合45%は見つからず・・・年々マイナーチェンジとかしてるのかも?)
いつもどおり常温でいただきました。まずは香りが華やか。メロンを思わせるフルーティーな吟醸香が広がります。さすがの大吟醸。
甘い香りなので、味も甘...いかと思いきや、すっきりキリッと、淡麗辛口です。米の旨味はありつつも、華やかな香りとスッキリ辛口が特に感じられます。いわれてみれば硬水寄りの、少しクセや苦みも感じられるような気がします。とはいえ、嫌な味ではなく、程よいアクセント。
今回はチーズやキムチなど、軽めのつまみで一緒に飲みました。すごく刺身が欲しい。
硬水っていうと、個人的にはコントレックス (ミネラルウォーター)が浮かびます。親が常備しているので実家暮らしの時は勝手に飲んでおりました。コントレックスが美容にいいこと、美容のために飲まれていることを先ほど知りました。クセがありつつもこれはこれで美味しい、と飲んでいたのですが、美味しいと感じる人が少数らしい...。
前回の越の誉 淡麗純米が少しだけ残っていたので比べてみると、硬水と軟水の違いが分かったような気がします。越の誉が舌の上をサラッと軽やかに流れるのに対して、今回の加賀の井は舌の上で少し重たく絡む、といった感じでしょうか。作り方による味の違いももちろんあるでしょうが、硬水/軟水の違いもあるように思います。
個人的には硬水も嫌いではないので、今回の加賀の井もおいしくいただけました。このクセのある感じが結構好き。新潟の酒は軟水が多い印象ですが、硬水でありながらも淡麗辛口としてうまくまとまっています。
参考サイト 加賀の井酒造株式会社(HP)
↓は、比較的よく見る純米吟醸。今回の大吟醸はネット上では見つからず。
加賀の井 純米吟醸 加賀の井酒造720ml | ||||
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コントレックス 正規輸入品(1.5L*12本入)【コントレックス(CONTREX)】 | ||||
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