今回は、オンライン新潟SAKE祭り1日目を見ながらの一本。今更ながらの投稿。サボり気味。
王紋 本醸造 市島
製造者 市島酒造株式会社
アルコール分 15度
精米歩合 こうじ米、掛米それぞれ60%
今回は新潟県新発田市の日本酒、王紋です。市島酒造の日本酒は第9回に大吟醸原酒も飲んでいるため、2回目の紹介です。市島酒造さんは「王紋」の他にも「秀松」「夢」などの日本酒を出しておりますが、一部界隈で有名なのが「かれん」のようです。若い世代、女性などをターゲットにした甘い、低アルコールのシリーズです。デレステのPさんに支えられているのだとか(Twitter始めるまで知りませんでした)。アイマスは経済。
今回飲んだのは再びの王紋、本醸造酒です(「かれん」は別の機会に...)。前回の大吟醸原酒と同時に試飲したうえで購入しました。とにかく覚えているのは、「究極の晩酌酒」というワード。試飲してみた中でも、ガッツリ飲み続けそう、かつお手頃ということで購入しました。
土曜日11:30過ぎ、SAKE祭りの乾杯に合わせて常温でいただきました(冷蔵庫内は既に別の日本酒が1/3以上を占領しています)。良い辛さ。大吟醸のような華やかさはありませんが、口に運ぶ時にほのかに香ります。飲んでみると米の旨味が広がりつつも、キレが良くすぐに消えていきます。前回の極辛19は19%というアルコール度数と大吟醸原酒というお値段ゆえに飲む量、ペースは控えめになりそうですが(たぶん言うほど控えていない)、今回のは度数、お値段共にお手頃なので、どちらかというと何も考えずに飲めます。感動するような珍しさはないものの、長時間、毎日と飲み続けても飽きは来ないかと思います。
実際のところ、SAKE祭りの2日間、それぞれ11:30から18:30、その後も日付が変わる頃まで飲んでおりましたが、大部分ではこの酒をお供にしてました(他の蔵のスケジュールに合わせて別の酒を開けつつも、後で飲みなおすために、飲み切る前に市島に戻っておりました)。日中は話を聞きメモを取りながらちびちびと、話が終わった後は夕食に合わせてと、長時間飲んでも飽きることはありませんでした。 多くの日本酒は4合瓶を飲み終わる頃には満足、もとい飽きが来ることが多いですが、これは何日にも分けて飲むつもりで1升瓶を買っても後悔しません。「究極の晩酌酒」を目指しているだけのことはあります。
おつまみに関しても、幅広く受け止めてくれます。ある時はチーズと、ある時はツナ缶と、ある時は鶏肉と筍のバター醤油炒め(夕食)と、統一感のないおつまみたち。そしてそれらを受け止めるオールラウンダー。たぶん何にでも合う。
なお筍(調理前)↓。掘ってきました。料理下手な1人暮らしが扱う食材ではない。
もちろん燗でもいけそうです。君の井酒造のお燗マスター直伝の10秒燗酒をしたいところですが、家に電気ポットがない・・・。ポットのある方は、徳利をポットにつけ、お猪口1杯ずつ徳利に注いで10秒くらい待ちましょう。
どんな飲み方でも、何と合わせてもとりあえず何とかなる「究極の晩酌酒」。気取ることなく、雑に飲むには最高の味、お値段の1本。
参考サイト 市島酒造(HP)
市島 本醸造 720ml | ||||
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普段の好みとは違うかもしれませんが、かれんも今度しっかりと飲んでみたいです。
純米酒 かれん 500ml | ||||
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