王紋 限定醸造 大吟醸原酒 極辛19
製造者 市島酒造株式会社
アルコール分 19度
精米歩合 50%
購入価格 2138円税込/720 mL(レシート紛失、おそらく定価で購入)
今回は新潟県新発田市の日本酒、王紋です。市島酒造は、「米と水と気候と技術を生かした、品質の高い清酒を造り続ける」を理念とし、伝統を守りながらも時代に合わせた酒造りを200年以上続けている酒蔵です。古くは女人禁制と云われた酒造りでいち早く女性蔵人を活用し、昭和54年(1979)に日本初の女性酒造一級技能士を輩出した蔵でもあるようで、小説「蔵」のモデルとなったり、漫画「夏子の酒」で取り上げられたりしたようです。
今回は、新潟県の某日本酒売り場で市島酒造の方が店頭販売を行っており、そこで買ったお酒となります。酒蔵の方の熱意がすごく、試飲しながら1種類ごとに詳しく説明していただきました。図々しいながらもその時に並んでいた日本酒をすべて試飲させていただきました(少し申し訳ない・・・)。
今回飲んだのは王紋 限定醸造 大吟醸原酒 極辛19です。個人的に辛口が好きなため、試飲していた中でも特に辛口で、かつ大吟醸原酒としての個性の強かったこちらを選びました。
まずは常温でいただきました。大吟醸原酒というだけのことはあり、香りはすごく華やかです。開封してお猪口に注いでいる段階でフルーティーな香りが広がってきて、飲む前から楽しくなってきます。お猪口を口に近づけて飲む段階でももちろん、華やかな香りが楽しめます。華やかな香り、そして奥深い旨味を感じられながら、さすがはアルコール度数19度、キリッとしまる大辛口です。とはいえ、キツさなどは一切なく、辛口が好きな方であればグイグイいけます。お猪口に自然と手が伸びます。
続けて冷蔵庫で冷やし、涼冷え、花冷え、雪冷えと徐々に下がっていく温度を楽しみながらいただきました。冷酒にするとよりキリッと引き締まります。一層「大辛口」として楽しめる温度です。一方、もともとの香りが強めなため、冷やすことで少し落ち着きつつもなお華やかに主張してきます。
今回のつまみはひたすら枝豆。我が家の常備菜(冷凍)。新潟県って枝豆生産量1位らしいですよなぜあまり出回らないかって?消費量がぶっちぎりの1位だからです。写真の量は1人前、というかおやつ。
そして次は「ロック」でいただきます。
日本酒に氷を入れて飲むなんて邪道?もったいない?
いえいえ、この極辛19は公式で「ロック」「ハイボール」での飲み方を提案しております。私は炭酸が苦手なので「ハイボール」ではなく「ロック」でいただきます。家にちょうどいいグラスがないので湯呑で飲むという風情のない飲み方・・・
なお、「ハイボール」の場合は王紋極辛5:ソーダ4がおすすめの配合比率のようです。
「ロック」飲み始めは冷酒と同様にキリッと、その後は徐々に薄まるのでゴクゴクいけます。お財布と肝臓に少し危険なくらいにゴクゴクと・・・。
美味しい大吟醸でした。辛口好きな方は冷やして、そうでない方もハイボールなどでぜひお試しください。今日も暖かかったけど、夏の暑い日にはよりおいしいかも。
参考サイト 市島酒造(HP)
王紋 大吟醸原酒 極辛19 720ml | ||||
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