※本記事は、ポケモンSVのストーリー最序盤、宝探しが始まってテラレイドバトルに参加可能になるまでを自動化するプログラムについて解説した記事です。ポケモンSVの操作をArduino Leonardoで自動化しております。「Arduinoって何?」って方は剣盾の00回目の記事を、Arduinoの環境構築(ライブラリ含む)は01回目の記事をご覧ください。
2024/06/06:Ver3.0を公開しました。2データ以上を順にストーリー自動化しやすくなり、言語、容姿、主人公名を自動で入力できるようになりました。また、不思議な贈り物を受け取った後に手持ち2匹目以降をボックスに預ける動作の追加、スケッチ記述の整理、その他動作不安定箇所の修正などをおこないました。
本記事では、このプログラム(スケッチ)でできることや原理を解説したうえで、スケッチを配布しています。とにかくスケッチが欲しいという方は下へと読み飛ばしてください。
きっかけ、動機
これまで、ポケモン剣盾、BDSP にてそれぞれ殿堂入り付近までのストーリーを自動化してきました。今作ポケモンSVについても、時間がたってマンネリ化してきたころに作ってみよう...と思っておりましたが、期間限定のさいきょうリザードンのテラレイドが開始、ストーリー最序盤だけ進めれば1データにつき1匹だけ捕まえられる「さいきょうのあかし」付のリザードンの回収が可能であると知り、テラレイドバトルに参加できる最序盤のみ勢いで作ってみました。
これで何ができるの?
ポケモンスカーレット・バイオレットの新規データにて、言語、主人公の名前、容姿を決定した直後から、アカデミーで宝探しが始まりコライドン/ミライドンに乗れるまでを自動で、およそ80分程度で進めます。このタイミングからテラレイドバトルへの参加、その他一通りのことができるようになるため、データごとに1匹しか捕まえられない特殊なテラレイド産ポケモン、不思議な贈り物受け取りなどにご利用ください。
~いちおう正式版公開しましたが、おそらくどこかで止まります。ご了承ください。~