※本記事は、ポケモン剣盾のカレーの証について、キャンプでカレーを作り、やってきたポケモンに話しかけてゲットする操作を自動化するプログラムについて解説した03回目の記事より、プログラムの改良、再公開を行う記事です。ポケモン剣盾の操作をArduino Leonardoで自動化しております。「Arduinoって何?」って方は00回目の記事を、Arduinoの環境構築(ライブラリ含む)は01回目の記事をご覧ください。
1年以上前に作成した旧カレー厳選自動化を使用する機会がありましたので、改良を施しました。
・カレー作成の火おこし、かきまぜ作業を最適化し、投入する具材次第でリザードン級のカレーを作ることができるようになりました。
・カレー作りの操作と野生ポケモンゲットの操作を分割して記述し、目的ごと(野生ポケモンゲットorなつき度上げ)に合わせて野生ポケモンゲットの操作を省略しやすくしました。
本記事では、このプログラム(スケッチ)でできることや原理を解説したうえで、スケッチを配布しています。とにかくスケッチが欲しいという方は下へと読み飛ばしてください。
きっかけ、動機
1年以上前に、旧カレー厳選自動化を行いました。カレーの証持ちの野生ポケモンを捕獲するのが目的であり、当時は真作色証ヤバチャを入手する最も確率の高い方法でした(現在は乱数調整が解明されたので、乱数の及んでいないカレーがある意味1番レアなヤバチャかもしれません)。
今回は、なかよしリボンを付けるためのなつき度上げにカレー作りを使用しました。当時に比べてカレー作りに関する情報が充実しており、リザードン級を1人でも出せることを初めて知ったため、効率を上げるために改良することとしました。
これで何ができるの?
ポケモン剣盾本編のフィールド(道路、洞窟等。ワイルドエリア不可)でキャンプを開いた状態から、カレーを作る>広場にいるポケモンに話しかける を繰り返すプログラムを改良しました。ストーリー自動化に用いたスティック回しなどを流用したおかげで、1人でもリザードン級のカレーを作ることができるようになりました。1時間当たり6匹ほどの野生ポケモンを捕獲します。
ついでに、カレー作り部分とポケモンに話しかける部分のプログラムの記述を分割し、目的に応じて編集しやすくしました。野生ポケモンは必要なく、懐かせるために特化したい場合などは話しかけるパートを削除することで効率化できます。