※本記事は、ポケモンBDSPの地下大洞窟でのタマ交換を利用した金策を自動化するプログラムについて解説した記事です。ポケモンBDSPの操作をArduino Leonardoで自動化しております。「Arduinoって何?」って方は剣盾の00回目の記事を、Arduinoの環境構築(ライブラリ含む)は01回目の記事をご覧ください。
本記事では、このプログラム(スケッチ)でできることや原理を解説したうえで、スケッチを配布しています。とにかくスケッチが欲しいという方は下へと読み飛ばしてください。
きっかけ、動機
第1回に孵化厳選、第2回に経験値稼ぎを自動化しました。孵化、レベルアップに続いて育成に必要なものとして、努力値振りが挙げられます。剣盾と同様、BDSPでもドーピングアイテムを252振りまで使用することができるのでありがたい!...のですが、やはりお金が足りなくなります。なぜお小遣い上限を100万に戻した?
というわけで、金策も自動化することとしました。トバリデパートで台座を購入し、地下大洞窟にいる山男にタマ、技マシンと順に交換してもらい、その技マシンを売ることで稼ぎます。
また、上限の100万円稼いで終わるだけではすぐに終わってしまうため、一定金額以上貯まった時に自動でドーピングアイテムを購入することにしました。
これで何ができるの?
地下大洞窟、トバリシティから潜った先の近くにいる山男は、グッズ(台座)→小さいタマや、小さいタマ→技マシンと交換してくれます。台座(Mサイズ)はトバリデパート4階で1000円で購入することができ、小さいタマ12個と交換できます。また、山男が交換してくれる技マシンの種類や交換レートは日替わりであり、運がいいと台座の購入金額以上で売ることが可能となります。これを利用して持っているお小遣いを増やします。
この交換レートはおそらく運任せとなるため、いつでも使用できるわけではありません。本プログラムは運良く高レートを引いた日に、まとめて貯蓄することを目的としています。ドーピングアイテムを貯めて使用するもよし、売ってお小遣い上限100万以上を疑似的に所持する目的で売っても良しです。育成での努力値振りや、ゴージャスロイヤルリボンの購入などにお役立てください。
また、本記事公開時点のBDSPのソフトバージョンはVer1.1.3となりますが、もし1.1.2以下であれば、ずらしバグと呼ばれるバグが使用可能です。1.1.2以下であれば、高い確率で高レートでの交換が可能となります。