茜さすヌヴォー 特別純米 無濾過生原酒
製造者 株式会社土屋酒造店(佐久酒の会謹醸)
原料米 金紋錦/ひとごこち
佐久市浅科五郎兵衛新田産、農薬無散布栽培
精米歩合 59%
アルコール分 17度
飲用適温 5~15℃
購入価格 1500円+税/720 mL
今回は長野県佐久市の日本酒、「茜さす」です。土屋酒造店では主に「亀の海」というシリーズを出しておりますが、「茜さす」は佐久市の浅科五郎兵衛新田や清川地区で農薬を一切使用しないという契約栽培で収穫したこだわりの酒米を使用したシリーズのようです。
今回飲んだのは「茜さす」の冬季限定の無濾過生原酒となります。ヌヴォー、つまりは新酒ということで、限定品のオーラ(+ピンク色の箱の存在感)につられて買いました。限定品、初物の魔力たるや恐るべし・・・昨年のボージョレは忘れており、解禁から5日ほどして気づきました。結局昨年は飲んでいません。
今回は温度のおすすめが5~15℃ということで、冷蔵庫から出してすぐの冷酒で飲みました。香りはほんのりとフルーティー(梨とかに近い香り?)です。飲んでみると、甘味と旨味が強く、かといって後から酸味や苦みが来るためか後味はスッキリしています。アルコール感はあまり感じず、フルーティーさが際立つため、普段日本酒が苦手な方にもおすすめです。飲みやすいので飲みすぎには注意(4合瓶を空けそうになりながらも、後日飲むために少しだけ残しました)。余韻が残り続けて一緒に食べる料理を邪魔することはない一方、薄味な料理だと押し負けてしまいそうです。
HPの紹介では「鴨のコンフィなど少し甘いソースとよく合う」そうです。 鴨肉を用意したり、フランス料理を作ったりするような気力はないので甘めの味付けの煮物(いつもより濃いめ)と合わせましたが、お互い味が負けることなく良い感じです。
少なくとも過去3回の新潟の日本酒、淡麗辛口などとは全く違うジャンルかと思います。料理の引き立て役、脇役に徹するような日本酒も良いですが、今回のように料理と酒で主役を争いあうような日本酒も良いなと感じられる一晩でした。
↓以下は冬季限定ではない、通常の特別純米酒です。ヌヴォーはお店で見かけた時に試してみてください。
WGO受賞酒 日本酒 特別純米酒 茜さす 土屋酒造店 720ml | ||||
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参考サイト 土屋酒造店 (HP)
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