※本記事は、ポケモンBDSPのストーリー序盤(ふしぎなおくりものを使えるところまで)を自動化するプログラムについて解説した記事です。ポケモンBDSPの操作をArduino Leonardoで自動化しております。「Arduinoって何?」って方は剣盾の00回目の記事を、Arduinoの環境構築(ライブラリ含む)は01回目の記事をご覧ください。
2022/04/02追記:Ver1.03公開しました。201番道路、202番道路の一部の戦闘時間やループ回数を微調整しました。
本記事では、このプログラム(スケッチ)でできることや原理を解説したうえで、スケッチを配布しています。とにかくスケッチが欲しいという方は下へと読み飛ばしてください。
きっかけ、動機
2/27のポケモンデーに、ポケモンBDSPにて「オーキドの手紙」が配信となりました(1か月の期間限定のため受け取りはお早めに)。加えて後日、Legendsアルセウスとの連動でアルセウス出現、ダークライと会える「メンバーズカード」配信が決定しました。色違いダークライ、シェイミ、アルセウスが手に入る神ゲームとなり、ここ1か月で一気にBDSPの価値が高まりました。Let’s色厳選。
問題は、オーキドの手紙、メンバーズカードがそれぞれ期間限定であること。ストーリー進行を考えると、無限周回とはいかなさそうです。ならばせめてSwitchに保存できるセーブデータ8本で回収したい、でもふしぎなおくりもの受け取れるまでが意外と大変・・・。自動化するか。
まだまだ最適化の余地はありそうですが、オーキドの手紙の受け取り期限が近いため、公開を優先します。
これで何ができるの?
主人公、ライバルの名前を決めた直後から、ふしぎなおくりものを受け取れるまでストーリーを進めます(クロガネジム撃破、コトブキシティのギンガ団を倒すまで)。最初にヒコザルを選び、モウカザルLv15程度で到達するまで約2時間となります。